アリに学ぶ人海戦術
初投稿となる今回は、最近の悩みから得た教訓です。
その名も・・・
アリに学ぶ人海戦術
ということです。
アリと言っても、モハメド・アリではありません。(アリだけに)
虫の方のアリです。画像はフェイクです。ごめんなさい。
話をもとの戻しましょう!(汗)
みなさんは家の中にアリが侵入してきた経験はありますか?
気が付くと台所に黒い影が・・・
うじゃうじゃと集まっていたのは、そう、アリです。
よく見ると列を成し、室内を侵食するアリたちがいました。
潰しても潰しても、一向に減らない。
湧きポイントを攻撃しても、何度でもやってくる。
そんなアリたちを観察していて、ん?と思ったのが今回の記事の内容。
観察して見えてきたこと3つをまとめてみました。
見えてきたこと①「目的意識の共有」
アリたちの行動はいたってシンプル。
それはもちろん、「食べ物を探すこと」です。
この目的意識が、当然、全アリたちに共有されていることでしょう。
せっせと、余計なことには目もくれず、食べ物に対する一途な行動は
向かうべきベクトルが統一されているからなのでしょう。
生産力の高さを感じた瞬間でした。笑
見えてきたこと②「先駆者がいる!?」
私、気づいてしまったんです・・・。
アリたちってただただ、一本の列で行進しているわけではなくて、
同時に、新規ルート開拓を行っているんです!
ふと、見ていると「こんなところに一匹だけアリが」という場面があります。
まあ迷っただけなのだろうと思いながらも、実験的にそのアリをしばらく
「泳がせること」にしてみました。笑
すると、どうでしょう。
次の日、そのアリの通った後をたくさんのアリが行進している!
これは、まさしく新規ルート開拓!
アリたちは、目的に一直線なだけでなく、新たな利益獲得に向けて、
マーケット(餌の在り処)調査・ルート開拓を行うのです!
これは、当たり前のように感じていても、実際に目にすると衝撃というか感動というか・・・
つまり、ただ既存ルートを回るだけでなく、時稀に先駆者がいるということです。
その先駆者が見つけたルートが開通するかどうかはわからないにしろ、
このように調査するアリがいるという事実は、ある意味向上心の表れですね。笑
見えてきたこと③「アリでも欠かさない 報・連・相」
最後に紹介するのは、何においても重要視される報・連・相です。
アリ界にもそれは存在しており、その方法もユニークでした。笑
アリは何百~何千匹という単位で行動しているので、
情報の共有が非常に重要となると思います(著者の考え)。
それに人類のようにネットも、電話もないアリ界で、どのように多数へ発信するのか。
まあ、答えはフェロモンらしいんですけど、私はアリ同士が頭をごっつんこさせて、
情報の受け渡しをしているように、見えました。
巣へ戻っていくアリが、出ていくアリにすれ違いざまに、ごっつんこするのです。
何度も何度も、すれ違うたびに、ごっつんこ。ごっつんこ。
なんだか、律儀に部活の先輩に挨拶する女子テニス部の1年生みたいでした。笑
以上、3つの見えてきたことから、
私たちの世界でやっていることと、アリたちの世界でやっていることが
ほとんど同じということがわかりました。
今記した3つ「目的意識の共有」「先駆者の存在」「報・連・相」
これができていない組織・企業はアリ以下となります。
当たり前に思えることでも、複雑に考えずシンプルに行動すれば、
もしくは計画・組織立てれば、うまく人を動かせるヒントになるかもしれませんね。
そう、働きアリたちのように・・・ね。笑
おわり